和塾 第12回「七夕吟歌祭」
2012.7.6
三越一筋、岩尾法夫氏の「結婚の儀」講演今回は、織姫と彦☆の結婚の儀を想像し、「日本橋三越本店」の越後屋の伝統を伝える、名物商人岩尾法夫氏による結婚の儀式に纏わる古今、日本の西と東の違いについて講演をしていただきました。床の間には、匠の技の品々を集めた結納品一式を整え、貴重な水引の本を閲覧していただきました。
後、七夕竹飾りに皆様の思いを書いて頂いた短冊を竹に飾りました。
※二次会 沖縄創作料理店「味労」
【講師 岩尾法夫】
日本橋三越本店の呉服部門を30年、結婚サロン17年従事、日本橋界隈の老舗、及び政財界のご子息の結婚に関わる全てを仕切られる。
和塾 第11回「尚武の儀」
2012.5.1
映画「武士の家計簿」脚本家 柏田道夫氏講演柏田氏の映画製作に於ける苦労話しに聞き入り、柏田氏の著書「江戸の料理帖」サイン入りを出席者全員頂戴致しました。
和食店「味労」にては、まず一汁三菜を食し後、イルカ料理、ぼたん、大根めしと江戸時代食べていた品を出して戴き、酒、焼酎で大いに賑わいました。
出席者に兼高かおるさんが見えられ、出席者一同、感無量でした。
和塾 第十回「雅ひな祭」
2012.3.3
幸福を雅に祈願する。平安の頃から男女を問わず、邪気払いのために催されていた「ひな祭り」。今回の和塾は、能舞「西王母」を和久荘太郎氏に演じて頂きます。(3000年に一度だけ花咲き実のなる、西王母の園の桃、この桃を食べると不老長寿になると言われており、「天上界最高の女神」が周の穆王に献上するおめでたい話です。)
●特別演技/和久荘太郎氏(宝生流)の能舞「西王母」
能のワークショップ
・能面を着ける
・衣装を着る
・高砂やを唱和する
能の継承について
初 釜
2012.01.21
懐石料理は松花堂弁当とお椀は白味噌仕立て(料理は東麻布の日本料理店 万歴龍呼堂から仕出し、石塚料理長が給仕までしてくださいました。)薄茶はそれぞれが持ち回りで一服づつ点て回しました。
江戸千家流の村野さんも参加、普段は裏千家を稽古している塾生も流派による点前の違いに興味津々でした。
和塾 第九回「重陽の宴」
2011.09.09
旧暦では菊の咲く頃の陽の日(奇数は陽の数、偶数は陰の数)、9月9日を最もめでたい日とされ、平安の時代から大切にされた節句です。菊を観賞し、菊酒の宴を楽しみ、 長寿を願いました。和塾はそのおめでたい日に、今年の無事の感謝と来る年に願いを託してお写経を高田都耶子様にご指導をお願いして開催致しました。
今回のサプライズは、薬師寺管主、故・高田好胤の奥様が出席されお話しを頂きました。
高田都耶子様 プロフィール
エッセイスト。奈良市薬師寺生まれ。白百合女子大学文学部仏文科卒。
薬師寺管主、故・高田好胤の長女。食や文化・芸術などの執筆・講演活動を行いながら、父の意思を継いで「高田好胤の残した言葉」を様々なかたちで 現代に伝えている。宗派を問わず全国各地で活動中。
関東管区警察学校講師。
< 著書/「父 高田好胤」「父からの贈り物」「心の添え木」「名師の訓え」(すべて講談社)>
「相馬野馬追」見学の旅
2011.07.22/23
開催趣旨「一歩の歩みは千里の道に」
東北大震災、福島第一原発事故と未曾有の被災地を総勢14名にて、被災状況、「相馬野馬追」と1泊2日のツアーを実施致しました。塾長記
真夏日の到来と思っていたら一変して涼しい相馬の朝地の震えまで加わった今年の馬追い祭りは、驚くほど穏やかな瞬間を気づかされてくれる、まるで、祭りは1740年の歴史の中の無数の古人があたりまえの様に生きているとさえ感じさせる。背から響く歴史の中の言葉たちの中でたじろぎと感動を改めて受けた一日でした。
中村神社が中心となり再現され、川嶋様は、どれほどのご苦労が多かったろうと、改めて祭りの思いに感謝致します。
第8回 和塾「七夕吟歌祭」
2011.07.07
七夕は、棚幡とも書いた日本書記にある宮中の行事です。現在の暦では7月7日は梅雨の時期にあたり星の見えない日が多いのですが、旧暦は天候の良い時期になるので七夕は秋の行事として位置付けられています。農業の豊作を願う意味や、平安時代に竹竿に糸を掛けて願い事を星に祈ると叶えられるとして、作法を重視した行事でした。今回は星に願いを祈る方法として、文字で表現するリアルな方法より、墨絵に想いを表し、竹の糸に繋げて祈り、星空に想いを馳せることにいたしました。
墨絵の栗原典子先生をお迎えして、ご指導による作品1点とお飾りの短冊を作成、ご一緒に皆様の想いを七夕飾りに託しました。
心に残る優美なひと時を過ごされました。
講師 略歴
栗原典子先生
■女子美術大学短期大学部卒
■毎年近代水墨展に出品 於 東京都美術館(第1回~26回展)
■前近代水墨画会員
金賞・銀賞・会長賞受賞
■役職
近代水墨会 運営委員
多摩地区責任者
理事・審査委員
副会長・審査委員
尚武の儀を開催致しました。
2011.05.05
東北大震災の支援活動を川嶋舟さんに語っていただきました。
11日、川嶋様は、仙台行きの常磐線車中にて地震に遭い無事に電車を降り相馬市へ徒歩にて向い、途中の被災状況に驚き即トラックを手配し支援活動へ
ステップ1 物質の支援
ステップ2 人の支援
ステップ3 経済の支援
被災地と被災地区外を往復して感じたこと
□被害者以外も傷ついている
□被害を受けた人の心情
□優しさと新たな出会い
大切にしているもの
□顔の見える支援
□民間のできること
□継続した支援
ご自身の撮影した写真をプロジェクターにて映し出し官と民、法とのはざ間での前向きな活動報告をされ、最後に下記の言葉で締めくくりました。
震災以降の経験、そしてこれから経験することは、今までない内容であることと感じています。
しかしこの震災をきっかけに多くの物事が少し方向性が変更しつつあると感じています。
自分から行動し、自分の存在を仲間と助け合い、仲間の大切さを社会に関わることで、社会の温かさをより良い世界を願っています。
川嶋さんの今後を見据えた雇用創生の一つとして漁師の紐結びに着眼、漆塗りを施し、ブレスレット、シェードランプ等を製作し販売を進めておられます、完成品ができましたら、皆様にお知らせいたします。
その節は、更なるご協力をお願いいたします。 参加者皆様には今回の主旨を理解され、義援金、今後の被災地への支援と心がひとつになり、有意義な時間を共有できましたこと、心から感謝申し上げます。
尚、皆様からの義援金は箱を開封せず、又会費につきましても、義援金として、川嶋様にお預け致しました。
第6回「雅ひな祭」〜幸福を雅に祈願する〜
2011.03.03
平安の頃から男女を問わず、邪気払いのために催されていた「ひな祭り」。今回の和塾は、能舞「西王母」を辰巳満次郎氏に演じて頂きました。(3000年に一度だけ花咲き実のなる、西王母の園の桃、この桃を食べると不老長寿になると言われており、「天上界最高の女神」が周の穆王に献上するおめでたい話です。)
和塾プロデュースによる出版のご案内
2011.01.31
和塾は、三越の外商この道42年の伊吹晶夫氏の出版と講演に関するプロデュースを行う事となりました。「日本人の心と連鎖をもっと大切にしたい」 と言う思いで人と接し、コミュニケーションを図って今日に いたったと伊吹晶夫氏は言います。
それは、日本に伝わる冠婚葬祭の習わしや礼儀から培われた文化だと和塾は思います。
「おもてなし」(裏も表もない)の真髄を持つ伊吹晶夫氏を和塾にかかわる多くの皆様に、ご支援を頂ければ幸いです。
- 1.本の発売(講談社) 発売日2011年1月27日 「外商の真髄」1,400円(㈱和塾に申込み願います)
- 2.講演活動(詳細は㈱和塾にお問い合わせ願います)
※連絡先
㈱和塾
住所:東京都江東区福住1-13-4
電話:03-5639-0945 FAX:03-5639-0944
Eメール:honjyuku2010@wajyuku.co.jp
担当:赤澤
七草の祝い・鏡開きを行いました。
2011.01.19
1月7日に1年間の無病息災を祈願し、七草の祝いを行いました。朝に「七草粥」を食べることで若葉の生命力をいただき、1年間の無病息災で過せると言われています。
七草とは、ご存知の通り、せり・なずな・はこべ(はこべな)・ごぎょう・ほとけのざ・すずな・すずしろの7種類を指します。地方によっては12種類の若菜を用いるところもあるようですね。
1月11日は鏡開きです。年神様にお供えした鏡餅を食べて一家の繁栄と健康を願う行事です。
本年はお汁粉にて頂きました。