「相馬野馬追」見学の旅
2011.07.22/23
開催趣旨「一歩の歩みは千里の道に」
東北大震災、福島第一原発事故と未曾有の被災地を総勢14名にて、被災状況、「相馬野馬追」と1泊2日のツアーを実施致しました。塾長記
真夏日の到来と思っていたら一変して涼しい相馬の朝地の震えまで加わった今年の馬追い祭りは、驚くほど穏やかな瞬間を気づかされてくれる、まるで、祭りは1740年の歴史の中の無数の古人があたりまえの様に生きているとさえ感じさせる。背から響く歴史の中の言葉たちの中でたじろぎと感動を改めて受けた一日でした。
中村神社が中心となり再現され、川嶋様は、どれほどのご苦労が多かったろうと、改めて祭りの思いに感謝致します。

第8回 和塾「七夕吟歌祭」
2011.07.07
七夕は、棚幡とも書いた日本書記にある宮中の行事です。現在の暦では7月7日は梅雨の時期にあたり星の見えない日が多いのですが、旧暦は天候の良い時期になるので七夕は秋の行事として位置付けられています。農業の豊作を願う意味や、平安時代に竹竿に糸を掛けて願い事を星に祈ると叶えられるとして、作法を重視した行事でした。今回は星に願いを祈る方法として、文字で表現するリアルな方法より、墨絵に想いを表し、竹の糸に繋げて祈り、星空に想いを馳せることにいたしました。
墨絵の栗原典子先生をお迎えして、ご指導による作品1点とお飾りの短冊を作成、ご一緒に皆様の想いを七夕飾りに託しました。
心に残る優美なひと時を過ごされました。

栗原典子先生
■女子美術大学短期大学部卒
■毎年近代水墨展に出品 於 東京都美術館(第1回~26回展)
■前近代水墨画会員
金賞・銀賞・会長賞受賞
■役職
近代水墨会 運営委員
多摩地区責任者
理事・審査委員
副会長・審査委員